「モデルって骨格ナチュラルが多いんでしょ?」

「私、骨格ウェーブだからモデルには向いてないのかな…」

モデル活動に興味を持つと、一度は気になるのが「骨格タイプ」のこと。SNSや美容系メディアでは「モデル=骨格ナチュラル」というイメージが定着しているように感じますよね。

私自身、学生時代から芸能事務所に所属してモデルとして活動し、現在も副業でフリーランスのモデルを続けていますが、正直なところ「骨格タイプだけでモデルの向き不向きは決まらない」というのが率直な実感です。

確かに、骨格ナチュラルのモデルさんは多い傾向にあります。でも現場では骨格ウェーブの方も骨格ストレートの方も、それぞれの強みを活かして活躍されています。むしろ、自分の骨格タイプを理解して、どう見せるかを工夫できる人の方が仕事につながりやすいと感じています。

この記事では、モデル活動をしてきた立場からの実感を交えながら、「モデルに多い骨格タイプ」の真相と、骨格タイプ別の活かし方について解説していきます。骨格診断の結果に一喜一憂している方や、モデルを目指したいけれど自分の体型に自信が持てない方に、少しでも前向きになっていただけたら嬉しいです。

モデルを目指すと一度は気になる「骨格タイプ」

「タイプ 骨格 診断」と検索したことはありますか?洋服の着こなしに影響するという骨格診断は注目されているキーワードです。

モデルに興味を持って情報収集を始めると、必ずと言っていいほど目にするのが「骨格診断」という言葉。特に「モデル 骨格 タイプ」で検索する方の多くは、以下のような不安や疑問を抱えているのではないでしょうか。

「自分の骨格タイプはモデルに向いているのか?」 「骨格ナチュラルじゃないとモデルになれないの?」 「骨格ウェーブだけど、モデル活動は諦めた方がいいのかな…」

こうした不安は、SNSや美容メディアで「骨格ナチュラルが多い」という情報を目にすることで、さらに強くなっていきます。実際、ファッションモデルやランウェイモデルには骨格ナチュラルの方が多い傾向にあるのは事実です。

その理由は、骨格ナチュラルが持つフレーム感や手足の長さ、直線的なボディラインが、服のシルエットを美しく見せやすいから。特に海外のファッションショーでは、骨格ナチュラルのモデルが圧倒的に多いと言われています。

ただし、ここで大切なのは「それだけが正解ではない」という前提です。

モデルと一口に言っても、ファッションモデル、広告モデル、ECモデル、ライフスタイルモデル、パーツモデルなど、さまざまなジャンルがあります。そして、それぞれのジャンルで求められる雰囲気やボディラインは異なります。

私自身、骨格ウェーブのタイプですが、エステサロンの撮影モデルやライフスタイル系の広告では「やわらかな雰囲気」が評価されて仕事をいただくことができています。骨格ストレートの知人は、スーツやオフィスカジュアルの撮影で引っ張りだこです。

本記事では、モデル活動を続けてきた立場からの実感を交えて、骨格タイプとモデルの関係性について、リアルな視点で解説していきます。

そもそも骨格診断とは?モデル視点での基本整理

診断結果によって、おすすめのアイテムを見つけるための方法が骨格診断。あなたのファッションの好みではなく、診断結果をもとに客観的な判断ができる。

骨格診断とは何か

骨格診断とは、生まれ持った骨格やボディラインの特徴をもとに、自分に似合うファッションやアイテムを見つけるための診断方法です。パーソナルカラー診断と並んで、近年注目を集めているファッション診断のひとつですね。

骨格診断では、主に以下のような要素を基準にしています。

  • 身体の厚みやボリューム感
  • 筋肉や脂肪のつき方
  • 関節の大きさや目立ち方
  • 肌の質感(ハリ感やしなやかさ)
  • 横から見たときのボディライン

これらの特徴から、骨格は大きく「骨格ナチュラル」「骨格ウェーブ」「骨格ストレート」の3つのタイプに分類されます。重要なのは、これは太っているか痩せているかという「体型」の話ではなく、生まれ持ったボディラインの「質」を見ているという点です。

太っている、痩せている、といった現在の体型や、現在の年齢などは骨格診断には関係なく、基本的には一生変わらないと言われています。

例えば、同じ身長・体重の人でも、骨格タイプが違えば似合う服のシルエットやラインは大きく異なります。骨格診断を活用することで、自分のボディラインを活かせるアイテム選びができるようになるんです。

ちなみに、骨格診断では体のラインや厚みなどから骨格タイプを判断するため、実際に診断を受ける際には、ボディラインがわかるような薄手の服を選ぶのがおすすめです。

ファッションとの関係性

では、なぜファッション業界やモデル業界で骨格診断が重視されるのでしょうか。

それは、撮影現場では「ライン」と「シルエット」がとても重要だからです。

私がモデルの撮影に入るとき、カメラマンさんやディレクターさんが必ず見ているのは「服がどう見えるか」という点。服そのものの魅力を引き出すために、モデルのボディラインがどう影響するかを常にチェックされています。

例えば、ワイドパンツを撮影する場合。骨格ナチュラルの方が着ると、ラフで抜け感のあるスタイルが自然に完成します。一方、骨格ウェーブの方が着ると、ハイウエストでウエストラインを意識したスタイリングにすることで、やわらかな印象を感じさせることができます。

つまり、骨格タイプによって「得意なアイテム」や「映えるシルエット」が異なるため、撮影のコンセプトや使用するアイテムに合わせて、適切な骨格タイプのモデルを選ぶことが多いんです。

だからこそ、モデルとして活動するなら、自分の骨格タイプを理解して「自分はどんなアイテムが得意なのか」を把握しておくことが、仕事の幅を広げることにつながります。

また、自分の骨格を理解することで、今まで以上にスタイルアップし、日常のコーディネートが楽しくなるという側面もあります。純粋に、自分にあったファッションを知れるという点を前向きに捉えましょう。

モデルに多い骨格タイプは?と言われる理由

モデルには、体のラインや顔の大きさといった一定のイメージがあることは事実。

骨格ナチュラルが多いと言われる背景

「モデルには骨格ナチュラルが多い」というイメージは、実際にファッションモデルやランウェイモデルの世界では当てはまる部分があります。

骨格ナチュラルの最大の特徴は、フレーム感のあるしっかりとした骨格と、手足の長さです。関節がやや大きめで、全体的に直線的なボディラインを持っているため、服のシルエットがそのまま美しく見えやすいんです。

特に以下のようなポイントが、モデルとしての「服映え」につながっています。

  • 手足が長く、スタイルがよく見える
  • フレーム感があるため、服が身体に沿いすぎず立体的に見える
  • ラフでカジュアルなアイテムが自然に似合う
  • オーバーサイズやゆったりしたシルエットでもバランスが取れる

海外のファッションショーを見ると、骨格ナチュラルのモデルが圧倒的に多いことがわかります。これは、欧米のファッション業界では「服をハンガーのように美しく見せる」ことが重視されてきた歴史的背景があるためです。

日本国内でも、ファッション誌やコレクションで活躍するモデルには、骨格ナチュラルの芸能人が多く見られます。モード系やカジュアル系のブランドでは、特にこの傾向が強いですね。

ただし「多い=有利」ではない

ここまで読んで「やっぱり骨格ナチュラルじゃないとダメなんだ…」と落ち込んでしまった方もいるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。

現場で本当に求められるのは、骨格タイプそのものではなく「表現力」です。

私がこれまで撮影に入った中で感じるのは、どんな骨格タイプであっても、ポージングや表情、立ち位置の工夫次第で、クライアントが求めるイメージを表現できるモデルが選ばれるということ。

例えば、ビューティー系の広告撮影では、骨格ウェーブのやわらかなボディラインが「女性らしさ」を感じさせて好まれることがあります。スーツやオフィスカジュアルの撮影では、骨格ストレートのメリハリボディが「大人の女性らしさ」を演出してくれます。

つまり、案件やジャンルによって求められる骨格タイプは全く異なるんです。

「骨格ナチュラルが多い」のは事実ですが、それは「骨格ナチュラル以外はモデルになれない」という意味では決してありません。大切なのは、自分の骨格タイプを理解して、それを強みとして活かせるジャンルを見つけることです。

骨格ナチュラルの特徴とモデルとしての強み

骨格ナチュラルの方は、骨格や関節がしっかりしていて、フレーム感のあるボディラインが特徴。

骨格ナチュラルの特徴

骨格ナチュラルの方は、骨格や関節がしっかりしていて、フレーム感のあるボディラインが特徴です。

具体的には、以下のような特徴が挙げられます。

  • 肩幅や腰の骨格がしっかりしている
  • 関節(膝、肘、手首など)がやや大きめで目立つ
  • 手足が長く、スラッとした印象
  • 筋肉や脂肪がつきにくく、直線的なライン
  • 横から見ると身体に厚みが少なめ
  • 肌は比較的ハリ感がある

骨格ナチュラルの方は、全体的に「骨っぽさ」を感じさせるボディラインを持っています。そのため、タイトすぎる服よりも、ゆったりとしたラフなアイテムの方が自然な雰囲気を演出できます。例えば、地厚で風合いのある天然素材などもおすすめです。

ワイドパンツやオーバーサイズのシャツ、ロング丈のアウターなど、カジュアルでリラックス感のあるスタイルが得意です。シンプルなデザインでも、骨格のフレーム感がアクセントになるため、服に着られて見えることが少ないのも強みですね。骨格ナチュラルが向いているモデルジャンル

骨格ナチュラルの方が特に活躍しやすいモデルジャンルは、以下のようなものがあります。

ファッションモデル ファッション誌やコレクションでは、骨格ナチュラルの直線的なボディラインが服のシルエットを美しく見せてくれます。特にモード系やストリート系のブランドでは、骨格ナチュラルのモデルが重宝される傾向にあります。

ECモデル ECサイトでの商品撮影では、服のシルエットやラインを正確に伝える必要があります。骨格ナチュラルの方は、服が身体に沿いすぎず、かといってダボつきすぎることもないため、商品の魅力を伝えやすいんです。

モード系・カジュアル系 ラフでこなれた印象を出したいカジュアルブランドや、個性的なデザインが特徴のモード系ブランドでは、骨格ナチュラルのフレーム感が活きます。

私の知人でファッションモデルをしている骨格ナチュラルの方は、「服が映える」という理由で継続的にお仕事をいただいているそうです。

骨格ナチュラルの注意点

ただし、骨格ナチュラルだからといって、すべてのモデル案件で有利というわけではありません。

注意しておきたいのは、以下のような点です。

服に着られて見えるリスク ラフなアイテムが得意な反面、あまりにもオーバーサイズすぎるアイテムを選ぶと、身体が服に埋もれてしまうことがあります。撮影では、あえてサイズ感を調整して、ボディラインを意識した着こなしを求められることもあります。

女性らしさを出したい場合の工夫 骨格ナチュラルの直線的なラインは、クールで中性的な印象を与えやすい一方、やわらかな女性らしさを求められる撮影では工夫が必要です。

例えば、ウエストラインを意識したハイウエストのボトムスを選んだり、やわらかな素材のアイテムを取り入れることで、女性らしい印象を感じさせることができます。ポージングでも、身体を少しひねって曲線を作るなど、直線的なラインを和らげる工夫をすると、表現の幅が広がります。

骨格ナチュラルは確かにモデルに多い骨格タイプですが、それを活かすためには自分の特徴を理解して、案件に合わせた見せ方をすることが大切です。

骨格ウェーブはモデルに向かない?実際はどうか

骨格ウェーブの特徴

骨格ウェーブの方は、やわらかなボディラインと女性らしい印象が特徴です。

具体的には、以下のような特徴があります。

  • 上半身が華奢で、下半身にボリュームが出やすい
  • 横から見ると身体に厚みが少なく、薄い印象
  • ウエストの位置が低めで、腰の位置も低く見える
  • 肌質がやわらかく、しなやかな質感
  • 曲線的なボディラインを持っている
  • 筋肉よりも脂肪がつきやすい

骨格ウェーブの方は、全体的に「やわらかさ」を感じさせるボディラインです。そのため、ハリ感のある素材よりも、柔らかい素材やフィット感のあるアイテムの方が似合います。

タイトスカートやAラインのスカート、ハイウエストのボトムスがスタイルアップのポイントになります。フリルやレースなどの装飾が入ったアイテムも得意です。女性らしい雰囲気を自然に出せるのが、骨格ウェーブの大きな強みですね。

骨格ウェーブが活きるモデルジャンル

「骨格ウェーブはモデルに向かない」と思われがちですが、実際はそんなことはありません。骨格ウェーブならではの活躍の場があります。

ビューティー系 コスメやスキンケア、ヘアケア商品の広告では、やわらかな女性らしさが求められます。骨格ウェーブの方が持つしなやかなボディラインや肌の質感は、こうした撮影でとても映えます。

広告モデル 企業の広告やカタログでは、親しみやすさや柔らかな印象が重視されることが多いです。骨格ウェーブの方は、見る人に安心感を与える雰囲気を持っているため、幅広い層に向けた広告で活躍しやすいんです。

ライフスタイル・主婦モデル 日常生活をテーマにした撮影や、主婦向けの商品広告では、親しみやすさが何より大切。骨格ウェーブの方が持つやわらかな雰囲気は、こうしたジャンルでとても評価されます。

私自身、骨格ウェーブのタイプですが、エステサロンの広告撮影では「やわらかな印象」が評価されてリピートでお声がけいただいています。

筆者(ライター)の体験談

私が骨格ウェーブでも仕事につながった事例をひとつご紹介します。

数年前、あるライフスタイル系ブランドの撮影オーディションに参加したときのことです。当時の私は「骨格ナチュラルじゃないから、ファッション系の仕事は難しいかも…」と正直不安でした。

でも実際に撮影に入ってみると、ディレクターさんから「やわらかい雰囲気がブランドイメージにぴったり」と言っていただけたんです。そのブランドが求めていたのは、モード系のクールさではなく、日常に寄り添う温かみのある雰囲気。骨格ウェーブの私だからこそ、その雰囲気を表現できたんだと感じました。

また、別のエステサロンの撮影では、「細さ」よりも「肌の質感」や「リラックスした雰囲気」が評価されました。骨格ウェーブの方が持つしなやかな肌質感は、美容系の撮影ではむしろ強みになることが多いんです。

この経験を通して実感したのは、「骨格タイプよりも、求められる雰囲気に合っているかどうか」が大切だということ。骨格ウェーブだからモデルに向かないのではなく、骨格ウェーブが活きるジャンルを選べばいいだけなんです。

骨格ストレートの特徴とモデル適性

骨格ストレートの特徴

骨格ストレートの方は、メリハリボディと立体感のあるシルエットが特徴です。

具体的には、以下のような特徴があります。

  • 上半身に厚みやボリューム感がある
  • バストやヒップの位置が高め
  • ウエストの位置も高く、メリハリのあるボディライン
  • 肌にハリと弾力がある
  • 横から見ると立体的なシルエット
  • 筋肉がつきやすく、全体的にしっかりした印象

骨格ストレートの方は、全体的に「メリハリ感」を感じさせるボディラインです。そのため、身体のラインを拾いすぎるタイトな服よりも、程よくゆとりのあるシンプルなシルエットの方が似合います。

Vネックやシンプルなデザインのトップス、ストレートラインのパンツやタイトスカートなど、すっきりとしたアイテムが得意です。装飾が少ないシンプルなデザインでも、ボディラインそのものが華やかさを演出してくれます。

骨格ストレートが評価されやすい場面

骨格ストレートの方が特に評価されやすいモデルジャンルは、以下のようなものです。

広告 企業の広告や商品カタログでは、信頼感や洗練された印象が求められます。骨格ストレートの方が持つメリハリボディと立体感のあるシルエットは、こうした撮影でとても映えます。

スーツ・オフィス系撮影 オフィスカジュアルやスーツの撮影では、骨格ストレートの方の体型が非常に有利です。シンプルなデザインのジャケットやパンツが、ボディラインを美しく見せてくれます。

大人向けブランド 30代以降をターゲットにした大人向けのブランドでは、洗練された雰囲気が求められます。骨格ストレートの方が持つ落ち着いた印象と、メリハリのあるボディラインは、まさに大人の女性らしさを表現するのにぴったりです。

私の知人で骨格ストレートのモデルをしている方は、オフィスカジュアル系のブランドから継続的にお仕事をいただいているそうです。「シンプルな服でも様になる」という理由で、クライアントから信頼されているとのこと。

骨格ストレートの方は、ファッションモデルとしてだけでなく、広告や企業案件でも幅広く活躍できる可能性を持っています。

芸能人・モデルの骨格タイプ例

骨格ナチュラルと言われる芸能人

骨格ナチュラルと言われている芸能人やモデルには、以下のような方々がいます。

冨永愛さん、中村アンさん、本田翼さん、綾瀬はるかさんなどは、骨格ナチュラルだと言われることが多いですね。これらの方々に共通するのは、手足が長く、フレーム感のあるスタイル。そして、カジュアルなファッションからモード系まで、幅広いスタイルを着こなせる点です。

特に冨永愛さんは、国際的なファッションショーで活躍されていますが、その直線的なボディラインと長い手足が、ランウェイで服のシルエットを美しく見せています。骨格ナチュラルの特徴を最大限に活かしたモデル活動の好例と言えるでしょう。

中村アンさんは、カジュアルでヘルシーな印象が魅力。ワイドパンツやオーバーサイズのアイテムを着こなすスタイルは、まさに骨格ナチュラルが得意とするファッション傾向と結びついています。

ただし、これらはあくまで「〜と言われている」という一般的な見解であり、ご本人が公式に発表されているわけではない点にご注意ください。骨格診断は専門家によっても見解が分かれることがあるため、参考程度に捉えていただければと思います。

骨格ウェーブ・ストレートの芸能人

骨格ウェーブと言われている芸能人には、佐々木希さん、北川景子さん、桐谷美玲さんなどがいます。

特に桐谷美玲さんは、骨格ウェーブの特徴であるやわらかなボディラインと華奢な印象を持つ代表的な存在として語られることが多いですね。フェミニンなファッションや、ハイウエストのスカートがよく似合う印象があります。桐谷美玲さんの骨格タイプに関しては、「やわらかい女性らしさ」というブランドイメージとも結びついているように感じます。

一方、骨格ストレートと言われている芸能人には、米倉涼子さん、藤原紀香さん、深田恭子さんなどがいます。これらの方々は、メリハリのあるボディラインと立体感のあるシルエットが特徴的。シンプルなデザインの服でも、ボディライン自体が華やかさを演出してくれています。

米倉涼子さんは、スーツやドレスなどのフォーマルなスタイルがとても似合いますよね。これは骨格ストレートの方が得意とする、すっきりとしたシンプルなシルエットが活きているからだと言えます。

骨格タイプとブランドイメージの関係を見ると、それぞれの芸能人が自分の骨格タイプの特徴を理解して、似合うファッションやイメージ戦略を展開していることがわかります。私たちがモデル活動をする上でも、こうした「自分の骨格を活かす」という視点はとても参考になりますね。

モデル活動で骨格タイプをどう活かすか

服選び・ポージング・立ち位置

骨格タイプを理解したら、次はそれを実際のモデル活動でどう活かすかが大切です。骨格タイプ別に意識すべきポイントをご紹介します。

骨格ナチュラルの方

服選びでは、ラフでゆったりとしたアイテムを選ぶと、フレーム感が活きて自然な雰囲気を演出できます。ワイドパンツやロング丈のアウター、オーバーサイズのシャツなどが得意です。

ポージングでは、直線的なラインを活かすために、まっすぐ立つポーズや、手足を伸ばしたポーズが映えます。カジュアルな雰囲気を出したいときは、リラックスした自然体のポーズを意識しましょう。

撮影での立ち位置としては、全身を写すショットで骨格の長さや直線的なラインを活かせる場所がおすすめです。

骨格ウェーブの方

服選びでは、ハイウエストのボトムスやフィット感のあるトップスを選ぶと、ウエストラインを意識したスタイルが完成します。やわらかな素材のアイテムも得意なので、シフォンやニットなどを積極的に取り入れましょう。

ポージングでは、曲線を活かすために、身体を少しひねったり、S字ラインを意識したポーズがおすすめです。やわらかな印象を感じさせるために、表情も柔らかく優しい雰囲気を心がけると良いでしょう。

撮影では、上半身をメインにしたショットや、座りポーズなど、やわらかな雰囲気を出せる構図が向いています。

骨格ストレートの方

服選びでは、シンプルなデザインのアイテムを選ぶと、メリハリボディが活きます。Vネックのトップスやストレートラインのパンツ、タイトスカートなどが得意です。装飾が多いアイテムよりも、すっきりとしたシルエットを意識しましょう。

ポージングでは、立体感のあるボディラインを活かすために、横向きのポーズや、身体の厚みを感じさせるアングルを意識すると良いでしょう。背筋を伸ばして堂々とした印象を出すのもポイントです。

撮影では、バストやヒップのラインが美しく見える角度や、全身のメリハリを感じさせる構図がおすすめです。

私自身、骨格ウェーブの特徴を理解してから、撮影時のポージングや服選びを工夫するようになりました。ハイウエストのボトムスを意識して選んだり、身体を少しひねって曲線を作るポーズを心がけることで、クライアントから「雰囲気が良い」と評価していただけることが増えたんです。

プロフィール作成・応募写真での活かし方

モデルのオーディションや案件応募では、プロフィール写真が第一印象を決める重要な要素です。ここでも骨格タイプを意識することで、自分の魅力を最大限に伝えることができます。

「自分の骨格」を理解して見せ方を変えることが、案件獲得の鍵になります。

骨格ナチュラルの方

プロフィール写真では、全身を写すカットで手足の長さやスタイルの良さをアピールしましょう。カジュアルな服装で自然体のポーズを取ると、フレーム感が活きて魅力的に見えます。

骨格ウェーブの方

プロフィール写真では、上半身メインのカットや、ハイウエストのボトムスを着用した全身カットがおすすめです。やわらかな表情と雰囲気を意識して、親しみやすさを感じさせる写真を選びましょう。

骨格ストレートの方

プロフィール写真では、シンプルな服装でメリハリのあるボディラインを活かした構図がおすすめです。きちんとした印象を出すために、背筋を伸ばした姿勢を意識しましょう。

応募写真を撮る際には、自分の骨格タイプに合ったアイテムとポージングを選ぶことで、クライアントに「この人なら案件のイメージに合いそう」と思ってもらいやすくなります。

また、Modelicには「モデル応募写真の撮り方」や「モデルの服装選び」に関する詳しい記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。自分の骨格タイプを理解した上で、これらの記事を読むと、より具体的な活かし方が見えてくるはずです。

私も最初の頃は、なんとなく「モデルっぽい服装」で応募写真を撮っていましたが、骨格診断を受けて自分の特徴を理解してからは、意識的に「自分が映える服装」を選ぶようになりました。その結果、オーディションの通過率が明らかに上がったんです。

自分の骨格タイプを知ることは、モデル活動において大きな武器になります。

モデルは骨格タイプで決まらない

ここまで、骨格タイプ別の特徴や活かし方について詳しく解説してきましたが、最後に一番大切なことをお伝えしたいと思います。

それは、「モデルは骨格タイプだけで決まらない」ということです。

骨格診断は確かに便利なツールですし、自分に似合うファッションやアイテムを見つけるための指針になります。でも、骨格はあくまで「武器の一つ」にすぎません。

モデルとして大切なのは、骨格タイプそのものではなく、「自分の骨格を理解して活かすこと」です。

骨格ナチュラルだから有利、骨格ウェーブだから不利、ということは決してありません。どの骨格タイプにも、それぞれ向いているジャンルや活躍できる場所があります。

私自身、骨格ウェーブでありながら、エステサロンの撮影モデルやライフスタイル系の広告で継続的にお仕事をいただいています。それは、「骨格ウェーブだから」諦めるのではなく、「骨格ウェーブだからこそ活きる場所」を見つけたからです。

ファッションモデルを目指すなら骨格ナチュラルが有利かもしれませんが、広告モデルやビューティー系、ライフスタイル系など、モデルの世界は想像以上に広いんです。自分の骨格タイプを理解して、それが活きるフィールドを選ぶことで、誰にでもチャンスはあります。

また、現場では骨格タイプ以上に「表情」「ポージング」「コミュニケーション能力」「プロ意識」などが評価されることも多いです。撮影をスムーズに進められる人、ディレクションを素早く理解できる人、現場の雰囲気を良くできる人は、骨格タイプに関係なく重宝されます。

だから、もしあなたが骨格診断の結果に不安を感じているなら、心配する必要はありません。大切なのは、自分の特徴を理解して、それをどう活かすかという視点です。

骨格ナチュラルの方は、そのフレーム感と直線的なラインを活かせるジャンルで勝負しましょう。骨格ウェーブの方は、やわらかな雰囲気と女性らしさを求められる場所で輝きましょう。骨格ストレートの方は、メリハリボディと洗練された印象を活かせるフィールドを見つけましょう。

どの骨格タイプにも、必ず向いている場所があります。

モデルを目指すあなたが一歩を踏み出すために必要なのは、完璧な骨格タイプではなく、「自分を理解して活かす力」です。骨格診断を上手に活用しながら、自分らしい魅力を見つけて、モデル活動を楽しんでくださいね。

あなたの個性が活きる場所は、必ずあります。自信を持って、一歩を踏み出してみてください。